もくじ
オリジナルのOSをカーネルから作っています。
簡単に言えば、自作OSを作成中です。
開発の進行状況はこちらからご覧ください。
どちらかといえば、OSを使わず直接PCのハードウェアをいじってみたかったというのが近いです。
一部の人たちのあいだでは、自作OSが流行っているようです。自作OSの書籍が出版され、皆さんそれを元にしてOS作りを楽しまれています。僕もその一人ですが、プログラムの中身は、書籍のプログラムの派生ではなく、CORON-OSというOSに影響されて作り始めました。ですからだいぶ傾向が違います。プログラミングで最初に作るHello Worldの表示プログラムを作っているつもりで楽しんでおります。 新しいソースコードが読みたいという方には、楽しめると思います。
スペックはこんな感じ。
- プリエンティブ マルチタスク オペレーティングシステムです。
- Intel i386 プロテクトモードで動作します。
- Intel i386 の機能でメモリーのページ制御をしています。セグメントは使いません。
- タスク管理もi386にお任せです。自分でやってもいいのですが別のCPUに移植するつもりもないので。
- 一応、マイクロカーネル風で、ほとんどのドライバーはユーザーモードで動作します。
- 割り込みはすべてメッセージに変換されてドライバーへ到達します。
- キャラクタベースのコマンドラインインターフェースが基本動作です。
- ウィンドウマネージャーは開発途上で、コマンドラインから起動予定です。
最新バージョンのダウンロード
取り合えず、ここまでできています。
実行環境
フロッピディスクイメージはエミュレーターを使って起動してください。VWMare Playerで動作します。VirtualBoxもしくはVirtual PCでも一応動いています。現在QEMUでの動作確認は中断しています。
- VWMare Player
- VirtualBox Player ※2012-07-11より
- Microsoft Virtual PC 2007 SP1
- QEMU on Windowsのサポートは現在していません。
仮想環境に必要な資源
メモリー
- Nano-Xを使用する場合は16MB以上必要です。
- CUIのみの使用であれば4MBあれば十分です。
ディスク
- 1.44MBのフロッピーディスクドライブ(仮想で可)
ユーザインターフェース
- PS2キーボード
- Nano-Xを使う場合はPS2マウス
使い方
ダウンロードしたフロッピーディスクイメージのzipを解凍し、出てきたhello.imgをフロッピーディスクイメージに指定して起動します。
Virtual PCやVMWare、VirtualBoxのフロッピーディスクイメージに指定して起動してください。
起動してコマンドラインが表示されたら、 「DIR」と入力するとファイル一覧が表示され 「TYPE README.TXT」と入力するとREADME.TXTファイルが表示されます。
「win」 と入力するとNano-Xというウィンドウシステムが起動します。
※自作の旧ウィンドウシステムは開発中断してます。
コマンド一覧
現状のOSコマンドです。
- WIN: Nano-X(MicroWindows)を起動します。
- DIR : ファイル一覧を表示します。
- TYPE ファイル名 : テキストファイルを表示します。
- FREE : メモリー状況を表示します。
- PS : 実行中のプロセスを表示します。
- QS : 作成されたQueueを表示します。
- DATE : 現在日時を表示します。
- CLS : 画面をクリアします(暫定版)
開発の進捗状況
現在の開発状況など詳しいことはこちらをご覧ください。